ASR再資源化ASR再資源化事業部

ASR再資源化

ASRとは“Automobile Shredder Residue”の略で、自動車破砕残さのことです。使用済み自動車からエアバッグ類やフロン類、ドア、エンジンなどの部品を取り外し、破砕(シュレッディング)して有用金属を回収した後に残るのがASRです。
日本では2005年に自動車リサイクル法が施行され、拡大生産者責任の考えにもとづき、自動車メーカーが引取・再資源化することが義務づけられています。

使用済自動車の構成(重量%)

使用済み自動車からはさまざまな機能部品、有用金属が回収されます。現在、解体・破砕の段階で約8割(重量比)の資源が回収されています。破砕業者での資源回収後に残った2割弱のASRを適正処理することで、車両全体の9割以上が再資源化されます。

豊通リサイクル株式会社

ASRの構成(重量%)

重量比で樹脂やウレタンなどの可燃物が約75%、金属やガラスなどの不燃物が約25%を占めています。

豊通リサイクル株式会社

「クルマとリサイクル2008」(トヨタ自動車(株))より抜粋