経営理念 (社長メッセージ)

クルマの“資源循環”を通じ、
低炭素で循環型の社会の実現をめざす

その使命を果たすべく、私たちはこれからも不断の企業努力を続けてまいります。

美しい地球を次の世代にそのまま残すためには低炭素社会の実現が不可欠です。その実現に向け、太陽光発電、風力発電等の自然エネルギーを利用する方法や電気自動車に切り替えCO2の発生を抑える方法等々、いろいろなアプローチが試みられていることはご存知の通りです。

脚光を浴びる先端技術の中にあって目立ちませんが、リユース、リサイクルによる「資源循環」は低炭素社会の実現に大きく貢献しています。同じ物質を製造する場合、リサイクルの工程で排出されるCO2は天然資源から製造される工程で排出されるCO2と比較して、その量は圧倒的に少なく、リサイクル資源は環境にやさしい資源と言えます。

現在、使用済み自動車は重量ベースで99%がリサイクルされ、鉄や非鉄金属および貴金属の原料として再利用されています。使えなくなるまで中古部品としてリユースし、使えなくなったらリサイクルして資源として再利用する「資源循環型社会」こそ、無駄なCO2の発生を抑え、有限な天然資源を後世のために温存する、地球に優しい持続可能な成長モデルではないでしょうか。

私たち豊通リサイクルは、使用済み自動車のフロンやエアバッグ、ASRの適正な処理を通じて社会に貢献すると同時に、クルマの再資源化の極大化に努め、低炭素社会の実現にも貢献していきたいと考えています。