ASR再資源化:よくある質問ASR再資源化事業部

  1. ASRとはなんですか?
  2. ASRはどのように処理されていますか?
  3. 自動車メーカーがASRを処理するのですか?
  4. なぜ、豊通リサイクルがASRの引取・再資源化業務を行っているのですか?
  5. 指定引取場所の選定基準を教えてください。
  6. ASR再資源化にかかる費用はどこからでているのですか?
  7. 基準重量はどのように決めているのですか?
  8. 自分の車のリサイクル料金が知りたいのですが?
Q1
ASRとはなんですか?
A1
使用済み自動車を破砕(シュレッディング)した後に残る残さ(シュレッダーダスト)です。樹脂・ウレタン・プラスチックなどの可燃成分が約75%、ガラスや金属などの不燃成分が約25%を占めています。
*ASR・・・“Automobile Shredder Residue”の略(自動車破砕残さ)
Q2
ASRはどのように処理されていますか?
A2
ASRの処理施設(指定引取場所)にはリサイクル施設、焼却施設、埋立処分場の3種類があります。ASRのリサイクルは、固形燃料化や選別回収を行う「マテリアルリサイクル」と、焼却後に熱回収や発電を行う「サーマルリサイクル」に大別できます。
Q3
自動車メーカーがASRを処理するのですか?
A3
ASRの引取・再資源化を効率よく行うために、自動車メーカーは各地域のリサイクル施設と契約し、指定引取場所として引取業務を委託しています。ASRの引取・処理の実務は指定引取場所が行います。
Q4
なぜ、豊通リサイクルがASRの引取・再資源化業務を行っているのですか?
A4
各自動車メーカーが個別に引取・再資源化業務を行うのは効率が悪いため、自動車メーカー(8社)から委託を受け、THチームとして業務を行っています。
Q5
指定引取場所の選定基準を教えてください。
A5
ASR発生元(破砕業者)から見て適正配置となるように、各地域に指定引取場所を設けています。すべてのASRをリサイクル施設で引き取るのが理想ですが、適正配置の観点から、焼却施設や埋立施設も併用しています。
Q6
ASR再資源化にかかる費用はどこからでているのですか?
A6
原則、新車購入時に「リサイクル料金」として預託していただく預託金を原資とし、自動車メーカーから支払われます。各自動車メーカーでは年度ごとにリサイクル費用の収支を公表しています。
Q7
基準重量はどのように決めているのですか?
A7
自動車の材料組成データを基に算出したASRとなりうる量(理論ASR重量)と破砕処理実験により求めたASR実重量に高い相関があることから、新型車ASR基準重量は材料組成データを基に各自動車メーカーが算出しています。
詳細は(社)日本自動車工業会のページをご覧ください。
http://www.jama.or.jp/eco/asr_sw/
Q8
自分の車のリサイクル料金が知りたいのですが?
A8
各車両のリサイクル料金は各自動車メーカーが個別に算出しています。弊社ではお答えできませんので自動車メーカーに直接お問い合わせ下さい。